講座で学んでさばこう
長崎県
開催日:2025年11月23日
海を学ぼう・さばいて味わおう『日本さばける塾 in雲仙』を開催しました!
一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人地域イノベーション推進機構は、魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、さらに地域の郷土料理に根差した調理体験など、日本の豊かな海の食文化を継承し輪を広げる取組み「日本さばける塾 in 雲仙」を11月23日(日)に開催しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
「日本さばける塾 in 雲仙」イベント概要
・開催概要:環境の変化を受けている海(橘湾の現状)について実際に魚を獲って・さばいて・味わことでその問題や今後どうあるべきなのかについて学びを深めるものです。
・日程:2025年11月23日(日)
・開催場所:長崎県雲仙市南串山町丙9287-3
・参加人数:14名(父兄除く)
・協力団体:株式会社天洋丸、一般社団法人雲仙観光局
生きているサバって凄い!
2025年11月23日(日)秋晴れの長崎県雲仙市南串山町の京泊漁港に集まった「日本さばける塾in雲仙」の参加者である小学生14名は、株式会社天洋丸の養殖サバ(ニボサバ)のイケスを見学しました。初めて見るサバの青さや、煮干しを餌として与える際のサバの泳ぐスピードの速さに参加者一同驚きました。また陸上に戻り、あらかじめ用意しておいた水槽で泳ぐサバを、網を使っての捕獲体験には逃げ回るサバの水しぶきに歓声があがりました。また捕獲したサバを、針金を使ったり、首を折ったりする鮮度を保つ締め方を学びました。

「魚をさばけるようになりました!」
「日本さばける塾in雲仙」参加の小学生14名は、京泊漁港にある西浜公民館の調理室において2班に分かれてサバの刺身づくりとカタクチイワシの天ぷらづくりを交互にチャレンジしました。サバの刺身づくりでは、実際に包丁を使ってサバの頭を切り落としたり、三枚におろしたりしました。獲ってすぐのサバは鮮度が良くとても硬いため、刺身になるまでは大変な作業となりました。またカタクチイワシの天ぷらづくりでは、デリケートな魚体のため手で頭と内臓を取る「おびく」作業を行いました。普段は触ることのないカタクチイワシの頭から内臓や骨までの構造も学ぶことができました。

橘湾の海のことを美味しく学びました
「日本さばける塾in雲仙」参加の小学生は、完成したニボサバの刺身とカタクチイワシの天ぷらを西浜公民館の広間に運び入れ味わいました。新鮮で歯ごたえのある刺身は旨みがあり、サクッとあがったカタクチイワシの天ぷらは何匹でも食べられそうな美味しさでした。また郷土食でもある自転車飯(じてんしゃめし)も振る舞われ、自転車のように素早く出来上がる炊き込みご飯の由来を聞きながら、何杯もお代わりをする参加者も目につきました。同時に、株式会社天洋丸に新人漁師として勤める和田侑也さんからは、海洋ごみの問題や赤潮で橘湾の養殖漁業が被害にあったこと、京都出身でなぜ橘湾の漁師をしているのかなど、漁業のその魅力もあわせてお話をしてもらいました。

参加した子ども・保護者からの声
・生きた魚を捌ける体験は貴重なので良かったと思う。
・長崎県で子供が体験できる海のイベントが少なく、待望でした。子供も楽しそうに参加していてとても満足できる内容でした。またぜひこのようなイベントを増やして頂きたいです。
・貴重な体験が出来ました。美味しかったです。
・今回子供の付き添いとして参加させて貰いましたが、本格的な内容にとても貴重な体験となりました。私自身にもとても勉強させていただきまた機会があれば是非参加させていただきたいと思いました。大人向けでもさばける塾開催していただきたいです。
・盛り沢山の内容で期待以上でした。子供達が捌くのを見るのはヒヤヒヤしましたが、怪我をする事なく上手にできて驚きました。自分自身も我流でさばいていたので、とても勉強になりました。エタリを開くのも揚げるのも楽しそうにしていたので、今後は家でも手伝って貰おうと思います。魚が大好きなのでペロリと食べてしまいました。美味しそうだったので、大人も食べたかったです。いつも眺めている橘湾の事なのに、子供達はもちろん大人も知らない事だらけで大変勉強になりました。エプロン姿は可愛かったし、お土産まで頂けて大満足でした!準備も片付けも大変だったかと思います。貴重な経験をさせて頂き、良い思い出ができました。
