岩手

【日本さばける塾 in 岩手】4組8名の親子が「アジ」と「ホタテ」をさばいて料理!

2021/08/28

当日の動画レポート(2分30秒)

イベント概要
・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
・開催日時:2021年8月28日(土)13時45分~15時45分
・開催場所:いわて県民情報交流センター(アイーナ)6階調理実習室
〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1
・参加人数:4組8名(小学生と保護者)
・講師:千葉星子・阿部俊介(阿部魚店)
・主催:海と⽇本プロジェクトin岩手実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト

コロナ禍下での開催~鮮度の良い魚貝をさばいた後は、加熱調理で持ち帰り
日本さばける塾in岩手は、8月28日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで開催。小学生の親子4組8人が参加して「魚をさばく」体験を通じて、魚や海への理解を深めた。
講師を務めたのは、阿部魚店(盛岡市)代表の阿部俊介代表と料理研究家の千葉星子さん。今回の題材となった魚種はアジと殻付きホタテで、はじめに大きな殻付きのホタテを開いてヒモと貝柱に分けて取り出す作業を体験。続いて「魚を3枚におろす技術を学ぶ基本の魚」というアジを、阿部さんの実演を見てポイントを学んだあとに親子で包丁を手に挑戦した。参加者の多くが「自分で魚をおろすのは初めて」ということで、うろこを取るところから繊細な包丁さばきに苦戦しながら、親子で、阿部さんに教わりながら徐々にコツをつかんで3枚におろしていった。
今回は、コロナ感染拡大という状況下での開催となり、当初募集した組数を半分に減らし、また例年、イベントの最後は出来上がった料理をみんなで食べる時間を設けていたが、今年は「マスクを外す機会を作らないようにしよう。」ということから、刺身で食べても美味しい鮮度抜群のホタテとアジをあえて加熱調理してそれぞれ「ホタテ包みパイ」「アジそぼろ」にし、完成後は持ち帰ってもらうスタイルで実施した。


「世界3大漁場のひとつ・豊かな岩手の海~でも、今変化が起きている!!」
イベントの導入では、「日本さばける塾」の趣旨を説明するビデオを上映。続いて、阿部さんが千葉さんとのトーク形式で「岩手の海が、世界でも有数の豊かな漁場」であることと、その理由として、3つの海流が交わる三陸沖の特徴を説明した。
岩手の海の豊かさに感心した子どもたちだったが、続いて、日々魚を仕入れてその動向にむきあっている阿部さんが、例として岩手を代表する秋サケの漁獲量の推移を示し「残念ながら、年々、魚が獲れなくなっているんです。」と説明。その原因として、地球温暖化による海水温、海流の変化や、それに伴う「磯焼け」、さらには漁家の高齢化による後継者不足など様々な要因があることを話すと、「そうなんだ?」と問題意識を持った様子。改めて「海を大切にしなくては。」という思いを抱いていた。

参加児童や保護者の声(アンケートより)
⼩学3年⽣⼥⼦「はじめて魚をさばいて、わくわくした。もし、家などで魚をさばくきかいがあったら、自分からすすんでさばきたいと思った。」
⼩学4年生男子「すごく楽しかったです。わかりやすく説明してもらって、よかったです。カード(さばけるマスター認定証)などももらってうれしかったです。魚や海のことが、知れました。魚をさばく楽しさを教えてくださってありがとうございました。家でも魚をさばいていきたいです。」
⼩学5年⽣⼥⼦保護者「初めて魚をさばきましたが、なかなか難しかったです。うまくさばけるように練習したいと思います。せっかく魚介類がおいしい地域に住んでいるので、肉ばかりでなく魚も意識して食べていきたいです。」
⼩学6年⽣男⼦保護者「ぜひ1回だけではなく何回でも参加できるようにして頂きたいです。体験できて大変に良かったです。今日をきっかけにさばけるように努力したいと思いました。」

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日本さばける塾は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

海と日本プロジェクトについて、くわしくはこちら⇒ https://uminohi.jp/